ほくろ除去

ほくろ除去

 
ほくろ(母斑細胞母斑)は色素細胞に似た母斑細胞が皮膚で増殖した状態で、大部分は後天性です。
生まれたときには存在せず、3−4歳から生じて次第に増加します。
小さなものは原則として悪性化することは考えにくいので、美容的な理由で切除をご希望される場合には、診察の上治療が必要かどうかを判断します。
直径が6mmを超える大きいものや、拡大傾向のあるものは悪性化のリスクもあるとされており、切除を勧める場合もあります。
また、悪性の皮膚腫瘍にほくろと似たものがあるので、それを見分けることが必要です。
当院ではほくろのサイズや部位から、炭酸ガスレーザー手術治療のどちらかを選択し、切除します。

完全な美容目的の場合は保険がきかず、自己負担になります。

ほくろの直径が5mm未満:パンチ切除または炭酸ガスレーザー
ほくろの直径が5mm以上:切縫法

※6mm以上で保険適用になる場合がありますが、当院での自費診療の場合、術後の仕上がりにこだわっていきます。

治療方法

手術(パンチ切除:メスで丸くくり抜く方法)

直径5mm未満の比較的小さなホクロをとるときの方法です。
トレパンという皮膚外科で使われている円形筒状のメスを使用し、丸くほくろの形に添って皮膚をくりぬく方法です。
ある程度深くまで組織を取りますので、再発は原則的にはありません。
くりぬいた皮膚を病理検査に提出し、悪性所見等がないかを詳しく検査することもできます。

創痕がドーム状に盛り上がったり、逆に創がへこむことがあるのが欠点です。
直径が 5mm を超えるホクロでは創がケロイド化することがあり、大きなほくろには使えない方法です。

局所麻酔使用
傷跡:大きさによってはほんの少し丸く凹むことがある
処置後通院:2週間後

手術(切縫法:メスで切り取って、縫う方法)

直径5mm以上の比較的大きなホクロを取るときの方法です。
ほくろ除去の基本的な治療法で、確実にほくろを除去する場合に一番適しています。

この方法の長所はホクロの組織を完全に取りきれるので、再発がありません。切除したほくろを病理検査にかけることもできるので、正確な診断も可能となります。

通常、ほくろの周囲を紡錘形に切除して一直線状の創になるように縫合します。
この方法の欠点として、ほくろの直径の約3倍の長さの創になる場合があることです。短い創にこだわると、創の両端にドッグイヤー変形と呼ばれるふくらみが残ることもあります。
しかしほくろがある程度より大きくなるとこの方法でしか取れません。
できるだけ傷が目立ちにくくなるように工夫して縫合します。1週間後に抜糸が必要になります。

局所麻酔使用
傷跡:線状
処置後通院:・5〜7日目、抜糸
      ・1ヶ月後、傷の確認

レーザー治療法(炭酸ガスレーザーを使用して削る方法

水に吸収されるレーザー光でホクロの組織を蒸散させます。周囲へのダメージが少なく、早くキレイに直るのが炭酸ガスレーザーを使った治療の利点です。
深く掘るように削ればくりぬき法と変わりませんが、浅く削ると創の治りが早く、へこんだ創も目立ちにくいことが多いです。
ただし削り方が浅すぎると再発することがあります。

当院では、直径5mm以下のほくろで美容目的の場合のみ炭酸ガスレーザーによる治療を行います。(自費治療のみ)

局所麻酔使用
傷跡:大きさや深さによってはほんの少し丸く凹むことがある
処置後通院:2週間後

症例


炭酸ガスレーザーを使用して黒子除去をおこなった術前・3週間後の症例写真です。
ここから徐々に赤みが引いていきます。

治療の特徴

炭酸ガスレーザー

施術時間 15分前後(箇所数によります。)
ダウンタイム 皮膚が上皮化(傷が治る)までに3~14日かかります。赤みは約3ヶ月から半年程ありますが徐々に落ち着きます。
リスク・副作用 局所麻酔を注射したところが内出血になることがあります。
傷が治った後に炎症後色素沈着(黒ずみ)が3~6ヶ月ほど続く場合があります。
治療部位に陥凹性瘢痕ができる場合があります。
体質によっては肥厚性瘢痕、ケロイドなどができる場合があります。
症状によっては再発のリスクがあります。
来院の目安 2週間後
注意事項 施術後、患部に軟膏塗布と保護する為のテープを貼ります。軟膏と換えのテープをお渡しするので2週間ご自身で処置を行なってください。
施術前にカルテの記録用として何枚かお写真を撮らせて頂きます。
施術後の日焼けには十分ご注意ください。
ケロイド体質の方や妊娠中の方は施術を控えていただきます。

パンチ切除法

施術時間 15分前後(箇所数によります。)
ダウンタイム 皮膚が上皮化(傷が治る)までに7~14日かかります。赤みは約3ヶ月から半年程ありますが徐々に落ち着きます。
リスク・副作用 局所麻酔を注射したところが内出血になることがあります。
傷が治った後に炎症後色素沈着(黒ずみ)が3~6ヶ月ほど続く場合があります。
治療部位に陥凹性瘢痕ができる場合があります。
体質によっては肥厚性瘢痕、ケロイドなどができる場合があります。
症状によっては再発のリスクがあります。
来院の目安 2週間後
注意事項 施術後、患部に軟膏塗布と保護する為のテープを付けます。軟膏と換えのテープをお渡しするので2週間ご自身で処置を行なってください。
施術前にカルテの記録用として何枚かお写真を撮らせて頂きます。
施術後の日焼けには十分ご注意ください。
ケロイド体質の方や妊娠中の方は施術を控えていただきます。

切縫法

施術時間 30分前後(個数や大きさによります。)
ダウンタイム 傷が閉じるまでに7日程度かかります。赤みは約3ヶ月から半年程ありますが徐々に落ち着きます。
リスク・副作用 局所麻酔を注射したところが内出血になることがあります。
傷が治った後に炎症後色素沈着(黒ずみ)が3~6ヶ月ほど続く場合があります。
治療部位に線状の傷跡が残る場合があります。
体質によっては肥厚性瘢痕、ケロイドなどができる場合があります。
来院の目安 1週間後(抜糸)、1ヶ月後
注意事項 施術後、抜糸まではガーゼ保護をしてください。
抜糸後は患部を保護する為のテープを付けます。換えのテープをお渡しするので2週間ご自身で張り替えてください。
施術前にカルテの記録用として何枚かお写真を撮らせて頂きます。
施術後の日焼けには十分ご注意ください。
ケロイド体質の方や妊娠中の方は施術を控えていただきます。

料金表

1回あたりの料金

処置基本料 8,800円(税込)
3mm未満 1個につき5,500円(税込)
3~5mm未満 1個につき6,600円(税込)
5mm以上(切開) 直径1mmあたり 6,600円(税込)

※別途、局所麻酔代、薬剤代、テープ代で合計1100円かかります

よくある質問

下記に表記した項目以外に少しでも気になることがあればカウンセリング時に何でもご質問ください。

ほくろから癌になることはありますか?

一般的なほくろ(母斑細胞母斑)は通常は癌化する可能性は、そのほかの皮膚と変わりません。ただし、獣皮様母斑と呼ばれる、巨大で有毛性の母斑細胞母斑からは悪性腫瘍が発症する頻度が高いことが分かっています。 いずれにしろ、まずはほくろをきちんと診断することが必要となります。ほくろの診断はダーモスコピーと呼ばれる皮膚顕微鏡で行います。悪性が疑われる場合は切除または生検を行い、病理検査を行います。もし気になるほくろのような色素斑がある方は、一度皮膚科医にご相談ください。

ほくろの治療は保険が効きますか?

ほくろにより何らかの機能的問題がある場合に保険適用となります。 例えば ・顔を洗うときに引っかかる。 ・ひげを剃るときに引っかかって、出血することがある。 ・洋服を着脱するときに引っかかる。 ・眼瞼にあり、視野の邪魔になる。 ・悪性腫瘍の可能性を否定できない。 等の場合です。 完全な美容目的の場合は保険がきかず、自己負担になりますのでご注意ください。

痛みはありますか?

局所麻酔を用いて治療を行いますので、治療中はほとんど痛みはありません。ただ、麻酔薬を注入する際にチクッとした痛みはあります。痛みを抑えるために極細の針で麻酔をしてから、ほくろ部分にレーザーを照射しますのでご安心ください。

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