いぼ除去

いぼ除去

いぼとは皮膚の一部が盛り上がった小さなできもので、医学的には「疣贅(ゆうぜい)」と呼びます。
いぼができる原因は大きく分けて2つあり、1つはウイルスに感染してできるもの、もう1つは加齢や体質によってできるものです。
ウイルス性のいぼは他の部位に増えていくこともありますので、早めの対処が必要です。

一般的にいぼと言われる疾患やいぼに似ている疾患について以下に解説します。

尋常性疣贅

ヒトパピローマウイルス(HPV)と呼ばれるウイルスの感染により生じるいぼで手や足に多く見られます。

HPVには多くの種類(型)があり、型の違いでよくできる部位やいぼの形状に違いがありますが、一般的な尋常性疣贅の原因となるのは、主にHPV2型です。
HPVは皮膚にできた微細なキズから入り込み、3~6か月を経て、いぼをつくります。
通常は数mm~1cm程度の小さな皮膚の盛り上がりができます。単発の場合もありますが、多発することもあり、集まって融合し、面に広がることもあります。
通常は、痛みなどの自覚症状はほとんどありません
基本的には液体窒素による凍結療法をしますが、場合によってはその他の治療を組み合わせることもあります。

脂漏性角化症

シミが盛り上がったもので、「老人性いぼ」とも呼ばれます。紫外線が原因と考えられ、60歳以上ではほとんどの人に見られます。
顔やこめかみに多く、胸元など日光があたる部位にもよく見られます。

軟性線維腫

首や脇など摩擦されるところにできる皮膚の突起状のイボです。30歳頃から発症しはじめ、多発することが多いです。
小さいものは保険適応で手術やハサミで切ることが可能であり、液体窒素を使うこともあります。多発していて美容面も考慮する場合は炭酸ガスレーザーや電気焼灼法も良い適用です。

治療方法

炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザーでいぼの組織を削り取ります。深く掘るように削ればくりぬき法と変わりませんが、浅く削ると創の治りが早く、へこんだ創も目立ちにくいことが多いです。
ただし削り方が浅すぎると再発することがあります。

局所麻酔使用
傷跡:大きさによってはほんの少し丸く凹む
処置後通院:2週間後
病理検査:不可

治療の特徴

炭酸ガスレーザーによる蒸散法

施術時間 15分前後(箇所数によります。)
ダウンタイム 皮膚が上皮化(傷が治る)までに7~14日かかります。赤みは約3ヶ月から半年程ありますが徐々に落ち着きます。
リスク・副作用 局所麻酔を注射したところが内出血になることがあります。
傷が治った後に炎症後色素沈着(黒ずみ)が3~6ヶ月ほど続く場合があります。
治療部位に陥凹性瘢痕ができる場合があります。
体質によっては肥厚性瘢痕、ケロイドなどができる場合があります。
症状によっては再発のリスクがあります。
来院の目安 2週間後
注意事項 施術後、患部に軟膏塗布と保護する為のテープを付けます。軟膏と換えのテープをお渡しするので2週間ご自身で処置を行なってください。
施術前にカルテの記録用として何枚かお写真を撮らせて頂きます。
施術後の日焼けには十分ご注意ください。
ケロイド体質の方や妊娠中の方は施術を控えていただきます。

料金表

1回あたりの料金

処置基本料 ¥5,500円(税込)
5mm未満 1個につき ¥2,200円(税込)
5~10mm未満  1個につき ¥4,400円(税込)
10mm以上 1個につき ¥7,700円(税込)
取り放題10個まで  ¥22,000円(税込)
取り放題20個まで ¥40,700円(税込)
取り放題30個まで  ¥60,500円(税込)

※別途、局所麻酔代、薬剤代、テープ代で合計1100円かかります

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