このようなお悩みありませんか
- 保険診療のクリニックに通院しているがニキビが治らない
- 重度の炎症を伴うニキビが多い
- 10代の頃と比べると改善されたが、フェイスラインや顎にニキビができるようになった
- ニキビがたくさんできて跡が残る
- ニキビ跡の治療も含めて治療を受けたい
ニキビの原因
- 毛穴の詰まり
- ホルモンバランス
- ニキビの菌の増加
- 皮脂の増加
男性ホルモンが増加してホルモンバランスが崩れると、角質が厚くなり、皮脂の分泌が増えます。そして、毛穴でニキビ菌が増殖するようになります。ニキビを引き起こす主要な原因となるアクネ菌(アクネス プロピオニバクテリウム)は、低酸素状態を好み、皮脂を栄養源にして繁殖します。菌が増殖すると、赤ニキビや膿を伴うニキビが生じるようになります。
※図はマルホ株式会社ホームページより抜粋
ロアキュタン(イソトレチノイン)内服
イソトレチノインは欧米(とりわけアメリカ)では重度のニキビ治療の特効薬として認められている、ニキビ治療に非常に効果があるお薬です。なお、日本ではまだ認可が下りておらず、専門医の判断に基づき処方は保険適用外となります。
この薬は、ビタミンAの誘導体であるイソトレチノインを取り入れたもので、ロアキュタンという薬の他に、アクネトレント・イソトロイン、アキュテインといった商品名として有名です。皮脂の分泌を抑え、アクネ菌の活動を抑制し、殺菌作用や抗炎症作用をもたらすとされています。1日1回の服用を16〜24週程度続けることが必要です。効果は人それぞれですが、早い方は4〜12週程度で効果を実感して頂けます。
※妊娠中の方の服用はお控えください。また、妊娠を希望される方は、治療が終わってから6ヶ月程度は妊活をお控えください(男女共通)。
当院での治療例
左から内服前・内服3ヶ月目・内服5ヶ月目の写真です。かなり炎症の強いニキビがありましたが、著明な改善を認めています。
ニキビができては治ってを繰り返していたため、全体的な赤みも目立っていましたがこちらも改善を認めています。
こちらのモニターさんは保険診療を扱う皮膚科で治療を約4年間続けていたのですが、なかなか良くならず当院にご相談いただきました。
ニキビ治療はさまざまな種類がありますが、分け方の一つとして保険診療と自由診療と区分することができます。かかるコストが違うので全く病院にかかったことがない方や、適応によっては保険診療をお勧めしています。
ただ、こちらの方のように保険診療を長い期間受けていても一向によくならない場合などは、自由診療でできる治療も検討することが大切かと思います。
今回は経過や重症度からみてロアキュタンと生活指導から始めて、ピーリングやレチノールの外用へと移行していく治療計画を立てました。
イソトレチノインの副作用・注意点:乾燥、肝機能障害等、催奇形性、内服中と終了後6ヶ月間の避妊が必要
症例
施術の特徴
| リスク・副作用 | 乾燥、肝機能障害、抑うつ、催奇形性など |
|---|---|
| 来院目安 | 治療を始めてから1週間は経過観察を行い、その後は1ヶ月ごとに必要に応じて採血のために通院が必要となります。 |
| 注意事項 |
男女ともに、服用中の妊活はお控えください。また、服用を終えてから6ヶ月程度も同様に妊活はしないようにしてください。 |
イソトレチノインを内服することができない方
- 妊娠中や妊娠を予定している方、授乳中の方
- 大豆・ピーナッツアレルギーがある方:薬に大豆油が含まれているため
- 肝臓の病気や脂質異常症(高脂血症)がある方
- 12歳以下の方:骨の成長障害のリスクがあるため
- テトラサイクリン系の抗生物質(ミノマイシン、ビブラマイシンなど)を内服している方
- ビタミンA過敏症の方
※女性は15歳以上、男性は18歳以上で身長の伸びがある程度おさまった方に処方
料金
| イソトレチノイン | 正規価格 | モニター価格 |
|---|---|---|
| 10mg | ¥550(税込) | ¥275(税込) |
| 20mg | ¥11,00(税込) | ¥550(税込) |
| 30mg | ¥1,650(税込) | ¥825(税込) |
- ※カウンセリング時、1年以内の健康診断の結果をお持ちください。お持ちでない場合、別途採血代4,400円かかります。
- ※流通状況によりジェネリック品になる可能性があります。



















